はじまりは
ゆるせない自分をうたうことからはじまった
心の底の闇の中で いつも光を感じていたのかも
しれない
悲観するのがクセだったけれど
うたは自分自身を癒しつづけてくれた
自分のためにしか歌っていなかったのかもしれないけれど
はじまりのぼくには それがひつようだったのだと
いま おもふ
むかし作ったうたは とげとげだけれど
強くみせようとしたり なにかになろうとしていたけど
それはそれで とても愛しい
小さなちいさなたねである
ひとりで できるようにならないとって
つづけてきたところもあるけど
うたいたいことがなくなった
伝えたいことがなくなった
昔のうたは自分のエゴのためだったから
心からの仲間をみつけられたら
また 音であそぶだろう
みつからなかったら ま、いいや どっちでも♪
ひとりでも またやりたくなったら
歌うのだ
ただ 歌いたいことがないのだ
伝えたいことがないのだ
たぶん しあわせだからだろう
笑うのがみたいのだ 笑われるのが好きなのだ
一緒に笑いたいのだ
いまは それだけになった ぼくのたね
|
2008.4 作造「悲しみが教えたこと」 (制作年)
1.花(2008) 2.手紙(2004) 3.閉じた心(2003?) 4.立ち曇りの歌(2008)
↑なんか作っちゃった「花」のPV的な?もの★☆ 4曲入り
|